イッピン「デニムに愛をこめて〜岡山 倉敷のジーンズ」のセルビッチジーンズ生地工房

ジーンズの穿きこみの楽しさ、古い機械で織るセルビッチありのデニム生地工房はどちらも桃太郎ジーンズで取材されていました

2013年6月11日にBSプレミアム「イッピン」で岡山県倉敷市が特集されました。

番組では、そもそも倉敷市児島産のジーンズの特徴はなにか?どうして「イッピン!」と言えるのかを丁寧に解説。桃太郎ジーンズがどうして2万円以上するのかを理解したり、そもそも昔の仕様を尊重したジーンズを穿くのは夢を洋服に託していることであることが語られている内容でした。

桃太郎ジーンズがイッピン!を代表して色落ち、セルビッチ、旧式力織機を紹介

児島のジーンズショップでは、ジーンズの色落ちサンプルをディスプレイしているお店が少なくないとか。それは、ジーンズを長く履く楽しみを知ってほしいからだそうです。

桃太郎ジーンズ 味野本店にも色落ちサンプルジーンズがあります。もともと濃い色をしていたジーンズが毎日履くことで、全体として淡いブルーで、ところどころに濃淡があるジーンズに変化していくことを店長が説明していました。

「自分で穿きこむことで好みの色落ちを出して欲しい」とデニム地の変化を個性として楽しむジーンズライフを提案されていました。児島のジーンズメーカーさんたちの提案だそうです。

桃太郎ジーンズの色落ちサンプルはヴィンテージですか?

番組中で「桃太郎ジーンズの色落ちサンプルはヴィンテージですか?」という質問がありました。

一般的に、ヴィンテージジーンズというのは1980年代半ばごろまでに作られたジーンズのことを言います。桃太郎ジーンズで売られているジーンズは古着ではなく、今作られているジーンズですので、ヴィンテージジーンズではありません。

店長曰く「当時の仕様を再現して作っているジーンズ」です。

セルビッチ デニム生地と桃太郎ジーンズ 中畦店併設の旧式力織機

そして”当時の仕様”の一例として挙げられたのが、セルビッチと言われる耳がある生地。詳しくは、桃太郎ジーンズとピンクのセルビッチで解説していますが、旧式力織機という古い織機でつくられた幅の狭い生地のことです。

桃太郎ジーンズでは、直営店の中畦店に旧式力織機でデニム生地を織る工場が併設されています。中畦店に行くと、けたたましい旧式力織機の音が体験できます。

番組では、桃太郎ジーンズの旧式力織機を扱う職人さんが古い機械ならではの手間について話してくれていました。

旧式力織機は昭和50年代まで活躍していた古い機械であり、今は製造されていない。岡山県内に残っている旧式力織機をあつめ、職人さんが厚いデニム生地を織れる状態にまで修復・調整したこと。いまでも職人がつきっきりで調整しないと糸がきれたり、調子が悪くなるほど手間のかかる機械であること。現代の機械より生地を織るスピードが遅く大量生産できないことなどなど。

織りあがったデニム生地の特徴として、今の機械で織った生地と古い機械で織ったデニム生地の比較していました。
新しい織機と古い織機のデニム生地比較 キャプチャ画像
今の機械で織ったデニム生地は、織り目が整い滑らかな肌触りだけど、古い機械で織ったデニム生地は織り目が整っておらず手触りもゴツゴツしているとのこと。

デニム生地のディテールの価値は桃太郎ジーンズは高い?価格に関するQ&Aでも触れているように、一般のファッション生地とは違います。ジーンズの世界では生地の滑らかさが必ずしも良いわけではないのが特徴です。むしろ、旧式力織機のデニム生地は、ヴィンテージ感のある風合いのデニムとして高く評価されるというわけです。

奥が深いですね、ジーンズは。だから、桃太郎ジーンズを穿く=奥深さを楽しみながら長く付き合っていくということになるわけです。

▼桃太郎ジーンズ 公式サイトはこちら
http://www.momotarojeans.com/
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